WhatsApp APIのインテグレーションを通じて、世界で最も人気の高いメッセージングプラットフォームを顧客対応に活用
更新日: 2025年4月12日
多くの企業がWhatsAppをメッセージングアプリとして採用していますが、これには理由があります。 WhatsAppは、非同期でのメッセージのやり取りを通じた顧客対応の重要性を理解している企業にとって欠かせないツールです。会話の参加者は都合に合わせて会話を中断したり、再開したりできます。
このWhatsAppを短時間で簡単にZendeskと連携させ、有益なメリットを得ることが可能です。 以下に、WhatsAppとZendeskとの統合を通じて企業が得られる主な利点を挙げていきます。
AIを用いて24時間365日体制でサポートを提供できる
AIエージェントを使用すると、WhatsAppでのサポートを24時間体制に拡大し、サービスを常時提供できるようになります。 これらのボットは、数十億ものカスタマーエクスペリエンス(CX)のやり取りをもとに事前にトレーニングされているため、導入初日から稼働し、活躍できます。 ZendeskのAI支援ツールは、特定のブランディングのニーズに合わせて簡単にカスタマイズでき、すべての顧客に一貫した対応を行えます。
これらのインテリジェントなボットは、よくある質問ページやナレッジベースなどの既存のシステムと容易に統合することが可能であり、正確な回答を提示できます。 また、AIを活用したセルフサービス ツールとして、サポートコストを増やすことなく、大規模なサービスの提供を支援し、より多くの顧客にサービスを提供するための環境を整備します。

ZendeskのAIエージェントで、優れたサービスを大規模に提供しましょう。
スマートなAIツールでサポート担当者をアシスト

Zendesk AIはすべてのやり取りにインテリジェンスを活用します。
Zendesk AIは、顧客だけにメリットをもたらすわけではありません。 サポート担当者は、エージェントCopilotなどの機能を通じて、スマートな提案をもとに作業時間を短縮し、より効率的に仕事を進められます。
AI支援ツールはインテリジェンスを使用し、カスタマーサービスでのやり取りに関して、サポート担当者に先を見越した提案を行うことができます。 顧客の感情や会話履歴などの情報を使用し、顧客の要望やニーズを予測して、提案をパーソナライズした上で提供することで、応答をスピードアップさせます。 これにより、サポート担当者は問い合わせを速やかに解決し、目標達成につながる業務により多くの時間を費やすことができます。
すべての会話を一か所に集約して管理
サポート担当者はWhatsAppを介して会話を迅速かつ効率的に管理できます。 しかし、FacebookやX(旧Twitter)など、WhatsApp以外にもインスタントメッセージングソフトウェアを使って顧客に対応している場合はどうなるのでしょうか?Zendeskでは、すべての会話を一か所に集約して、サポート担当者の作業効率を高められます。
各種のチャネルを一括表示できるため、サポート担当者は返答をパーソナライズして、顧客ロイヤルティの促進と維持につなげることができます。 Zendeskのエージェントワークスペースでは、リアルタイムおよび過去の情報を抽出して、必要に応じて、使いやすさと利便性を兼ね揃えたインターフェースに表示させることが可能です。

オムニチャネル対応が可能なZendeskのエージェントワークスペースをご利用ください。
レポートと分析を活用して意思決定を改善

Zendeskの品質管理ソフトウェアがCXの向上に貢献する理由を解説します。
AIを活用したツールを利用すると、分析データをもとに意思決定や質の高いCXの提供が可能になるため、継続的に業務を改善できます。 たとえば、AIを搭載した品質保証(QA)ツールを使用した場合、WhatsAppを含むすべてのチャネルでの顧客とのやり取りを漏れなく検証し、問題のある対応やネガティブな感情などを特定できます。 その後、サポート責任者はこれらの事例を修正し、CXの改善につなげられます。
また、分析を行い、その結果をCX業務に役立てることが可能です。 顧客満足度(CSAT)などの主要なカスタマーサービスの指標を通じて、CXにおいて、うまくいっている領域や改善が必要な領域を確認できます。 さらに、サポート担当者のパフォーマンスや欠けている知識を特定し、コーチングと学習を介して、トレーニングへの参加を促したり、実践的なフィードバックを提供したりして、サービスの向上を導くことが可能です。
メッセージを自由自在にカスタマイズ
WhatsAppをZendeskと統合することで、コミュニケーションを合理化し、顧客対応をパーソナライズできるようになります。 画像や動画、文書など、リッチメディアをメッセージの送受信に活用し、顧客を会話に引き込むことが可能です。
リッチメディアをメッセージに使用して、製品情報の共有やトラブルシューティングの手順の提供などを行うことで、速やかな問題解決を導けます。 これらのメッセージは、顧客データをもとに調整できます。たとえば、挨拶や返答をカスタマイズして、レスポンスを促すことが可能です。

Zendeskのビジネス用テキストメッセージングシステムを使って詳細なパーソナライズを行う方法をご紹介します。
16万社以上の企業がパートナーにZendeskを選択
効率的で便利なカスタマーサービスを実践するには、顧客が普段使用するチャネルでサポートを提供する必要があります。その筆頭に挙げられるのがWhatsAppです。 以下に、WhatsAppをZendeskのCXソフトウェアと統合して、顧客対応の範囲を拡大し、満足度を向上させた企業の事例をご紹介します。
BAUHAUS
「当社はZendeskと共に成長しました。Zendeskは焦点を当てるべき領域を特定するのに役立ちました。 このツールを頼りに、次に取るべき行動や方針を把握しています。 さらに、限界を学び、できること、できないことを認識する上でも役立っています。」
–Bea Niewiara、コンタクトセンターマネージャー、BAUHAUS
Grupo SOMA
「Zendeskソリューションの使用は、製品を提供する当社の目的と合致しています。Zendeskの導入により、顧客の維持と新製品の提案に専門のチームで取り組めるようになりました。」
—Virgínia Santana、カスタマーエクスペリエンスマネージャー、Grupo SOMA
StashAway
「WhatsAppや地域で人気の高いSNSメッセージングアプリをZendeskに統合できる機能は、当社にとって非常に重要です。事業展開を行うすべての市場で、顧客に親近感を与えることができます。」
—Michelle Ferrario、共同創業者兼CEO、StashAway
よくある質問
WhatsAppを統合してカスタマーサービスに活用
WhatsAppがメッセージングプラットフォームとして頭角を現しているのは必然です。特に、スピーディーで一貫性のあるカスタマーサービスの重要性を理解している企業の間で重宝されています。 WhatsAppとZendeskをシームレスに統合することで、24時間365日体制のサポートが可能になります。また、サポート担当者はコミュニケーションを一元管理できるほか、AIを活用して大規模で良質なカスタマーサービスを提供できるようになります。
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