【2024年】CRMシステム9選
最適なCRM(顧客管理)システムは、顧客との関係構築や顧客ロイヤルティの強化に貢献します。 9つの厳選したCRMシステムの詳細を選び方と併せてご紹介します。
【2024年】CRMツール9選 機能・価格・選び方
更新日: 2024年12月31日
企業は顧客との関係を改善するための手段を常に探しています。 無数に存在するCRMから最適なツールを選択するのは容易ではりません。 そこで、優れた導入CRMシステムを厳選し、まとめてご紹介します。
質の高いCRMシステム
以下に、厳選したCRMシステムをご紹介します(順不同)。それぞれの特徴や機能を把握する際にお役立てください。
1. Zendesk Sell
2. HubSpot
5. Apptivo
6. Insightly
7. Salesforce
8. Copper
9. Zoho
CRM購入ガイド
CRMシステムの購入を検討する際は、以下の購入ガイドで特徴や機能、価格などを比較するとよいでしょう。
1. Zendesk Sell
Zendesk Sellは企業の規模にかかわらず、設定が簡単で、使いやすさに秀でた最新のCRMシステムです。 顧客管理に役立つツールが多数搭載されており、生産性やプロセス、パイプラインの強化を通じて収益を拡大できます。
さらに、Zendesk Sellでは、ユーザードリーなモバイルアプリを併用することで、営業チームはデスクトップのシステムとデータを同期させて出先でも仕事を継続できます。
また、メール用のインテリジェンスツールも搭載されており、メールでのやり取りを漏れなく追跡できます。さらに、リアルタイムのプッシュ通知やアクティビティレポート、メールテンプレートの自動化など、営業業務の効率向上を導く機能も充実しています。 加えて、パワーダイヤラーも備わっており、番号を打ちこむことなく電話をかけられるほか、通話の記録・録音機能、スクリプトやメモ機能、細かい設定が不要な分析機能も使用できます。 また、通話数や通話時間、成果に関するデータも容易にチェックできます。
なお、Sellには営業プロスペクティング機能も備わっており、2億人を超えるビジネスパーソンにアクセスできます。 実際に、あらゆる規模の企業がSellの詳細で正確な記録から見込み客を特定し、ターゲットを絞ってリストを作成しています。
また、全体的にインターフェイスはわかりやすく、カスタマイズもできるため、ストレスとは無縁です。 そのため、営業担当者は強力な営業支援機能の使い方をすぐに理解して、使いこなせるようになります。
以下に、SellのCRM機能を挙げていきます。
- メールの追跡と自動化
- アクティビティレポートと分析
- カスタマイズ可能な営業支援ダッシュボード
- CRMモバイルアプリ
- すぐに利用可能な統合機能
- 連絡と商談管理
- 一元化されたプラットフォーム
営業支援ツール・マーケティングツールを1つの場所で管理し、さらにヘルプデスクツールと統合することで、営業チームも顧客もメリットを享受できます。
2. HubSpot
HubSpotは顧客管理システムを使い始めたばかりの企業から多くの支持を集めています。
重要な顧客管理向けツールがすべて搭載されたダッシュボードは見やすく、必要なデータを素早く見つけられます。
多くのCRMシステムと同じようにHubSpotもカスタマイズが可能です。またインテリジェンスを会話やメールの追跡に活用できます。
その他の機能
レポート作成とダッシュボード企業インサイト- 取引・案件のトラッキング
パイプラインの管理
3. Less Annoying
そもそも、CRMシステムが何かをご存じですか? ご存じではないなら、まずはLess Annoyingのご利用をお勧めします。
Less Annoying(面倒ではない)という名前が示すとおり、同製品の主要な営業支援機能はシンプルです。顧客関係システムを初めて使用する小規模な企業に最適です。
また、Less Annoyingは連絡先管理システム内に便利な検索機能を備えており、取引を簡単に追跡できます。
その他の機能
カレンダーとタスクシンプルなパイプライン管理- カスタマイズ機能
モバイルアクセス
4. Sales Creatio
Sales Creatioは中規模および大規模な企業を対象とした総合的なCRMシステムであり、営業やマーケティング活動、サービスを一元管理できます。
Sales Creatioはローコードテクノロジーを謳っており、ユーザーはコーディングの知識が少なくても各種のカスタマイズが可能です。 テクノロジーが苦手なメンバーがチームにいる場合に重宝します。
その他の機能
顧客情報の一括表示フィールドセールス- プロジェクト管理
注文書と請求書
5. Apptivo
Apptivoは互換性が高く、オンラインでの使用に適したCRMシステムです。ユーザーはあらゆるブラウザやデバイスから、すべてのカスタマーケアのニーズに対処できます。
ApptivoはCRMに特化した各種のツールを取り揃えている一方で、64点の統合アプリや高度なセールスパイプライン管理システムも搭載しています。 そのため、見込み客への営業活動を無駄なく追跡できます。
その他の機能
SNSニュースフィードIMAPメール統合- ドラッグアンドドロップによるメールテンプレート作成
開発者用API
6. Insightly
Googleのツールを熟知するメンバーを抱えているなら、InsightlyをCRMシステムに選ぶとよいでしょう。
Insightlyでは、顧客関係管理に関するすべてのツールを普段から利用しているGoogle Appのアカウントに統合できます。 つまり、新しいソフトウェアの使い方を学ぶ時間と手間を省けます。
ただし、Insightlyは24時間体制でサポートを提供しているわけではないため、わからないことがあっても解決まで時間がかかる可能性があります。チームメンバーが複数のタイムゾーンに散らばっている場合はストレスを生じさせる恐れがあります。
その他の機能
自動アドレスブックスピーディーな検索- Webから問い合わせフォームの利用
ファイルの共有
7. Salesforce
SalesforceはCRM界の重鎮です。
Salesforceでは、質の高い人工知能(AI)を活用しており、ユーザーは多くのタスクを自動化して、ワークフローを合理化できます。 そのため、チームメンバーはデータ入力などの作業から解放され、より売上に影響を及ぼす活動に集中できるようになります。
さまざま機能を備えていますが、中にはコミッション管理やコールセンター管理など小規模企業には不要な機能もあります。
その他の機能
見積-to-キャッシュの自動化商談管理- 売上予測
ドキュメントの管理
8. Copper
Insightlyと同じようにCopperはGoogleのユーザーを念頭に置いて開発されています。
Cooperを選ぶ最大のメリットはG-Suiteとの統合です。 独自の機能を備えているわけではありませんが、ユーザーはCooperの使いやすさを高く評価しています。
その他の機能
パイプラインレポートGoogleとの統合- プロジェクト管理
タスクの自動化
9. Zoho
多くのCRMは小規模または大規模な企業のいずれかをターゲットにしていますが、Zoho CRMはあらゆる規模の企業に対応しています。
Zoho CRMは大手のCRMシステムベンダーに期待する機能を備えており、AIツールの「Zia」もその一つです。 Zoho CRMはマルチタスクの重要性を認識し、Ziaによってユーザーが複数の作業を同時進行できるようにしています。 Ziaは質問への回答に加えて、営業レポートの取得、さらにはメモを作成することもできます。
その他の機能
- ワークフローの自動化
- 商談管理
- プロセス管理
- ジャーニー設計
最適なCRMシステムの選び方
最適なCRMソリューションを探す際は、最終的な判断を下す前にいくつかの大事な要素について時間を割いて比較・検討することを推奨します。 選択肢は多く、それぞれ異なる機能を組み合わせて提供し、各種のパッケージを用意しています。 したがって、自社にとって最適な機能の組み合わせを把握する必要があります。
価値創出までの時間
複雑なシステムを導入し、使い方を学ぶために多くの時間や資金を費やさなければならない状況は避けたいところです。 すぐに価値を実感できるCRMが理想です。 次の特徴を持つCRM(顧客管理)システムなら、導入後速やかに使用を開始できるほか、総保有コストを抑えられます。
- インターフェイスがわかりやすい: 直観でわかるCRMなら、導入から数時間後には稼働できます。また、数か月や数年ではなく、数日もあればすべての設定を完了できます。
- カスタマイズの柔軟性: インテグレーションや強力なAPIをすぐに使用できるCRMなら、外部のコンサルタントに依頼することなく、社内でニーズに合わせてカスタマイズできるため、導入後に時間と資金を費やす事態を防げます。
- 管理が簡単: 管理の必要性を最小限に抑えられれば、大規模なサポートや資金・人材の投入を避けられ、顧客への営業活動に注力できるようになります。
レポート機能
わかりやすい分析機能を備えたCRMを推奨します。戦略の改善に役立ち、顧客および営業活動に役立つ情報を得られるためです。 また、これらの機能を独自のニーズを満たせるようにカスタマイズできる柔軟性も重要です。
- 成長と収益に関して精度の高い推測が可能なCRMを選びましょう。
- パイプライン分析を行うことで、パイプラインのどのステージにいるのかを把握でき、障がいがあれば特定できます。
- 高度な分析が可能なCRMには、過去のデータを既成のダッシュボードに表示できるだけではなく、コラボレーションツールを通じて業務の向上に役立つデータも得られます。
他にもアクティビティレポート、パフォーマンスの指標、ダッシュボードのカスタマイズ機能が提供されているかどうかも大事な判断材料となります。
シンプルな設定
一部のCRMは導入や設定が複雑であり、第三者を雇用して作業を代行してもらわなければならない恐れがあります。 従業員だけで容易に導入し、すぐに使い始めることが可能なCRMを選択しましょう。
組織の規模に関係なく、設定が簡単CRMを導入することで大きなメリットを得られます。 スタートアップ企業の従業員は多忙を極めていることが多く、新しいシステムを導入しても使われずに忘れさられてしまうかもしれません。 一方、大企業は従業員が効率よく業務を実行できるように、導入直後から使用を開始できるシステムを必要としています。
チームの生産性支援機能
質の高いCRMシステムには、チームの生産性を最大限まで高められる機能が搭載されています。 以下に、生産性向上に寄与する基本的な機能を挙げていきます。
- アラートやテンプレート、自動追跡などが備わったメールの統合機能は効率の向上を導きます。
- セールスエンゲージメントツールでターゲットを絞ったメールリストを作成し、シーケンスを設定します。
- タスクプレーヤーで顧客へのアウトリーチなどの繰り返し実施するアクションを合理化します。
その他にも、通話の文字起こしや、連絡先スマートリスト、パワーダイヤラー、一括アウトリーチ、セールストリガなども生産性の向上に有効です。
カスタマーエクスペリエンスを強化する機能
カスタマーエクスペリエンスの改善に役立つ機能を使用して、良好な顧客関係の構築を導くことも可能です。 以下の機能・特徴を備えたCRMをお勧めします。
- リード、取引先、アカウントの管理を一元管理可能なプラットフォーム。
- アプリのマーケットプレイスを通じて普段使用する業務アプリと連係。
- 顧客の詳細情報を表示してデータや営業活動の向上を導く情報をチーム内で共有。
また、特定のアカウントに関する情報を追跡する上で便利なAPIやモバイルアプリ、サブスクリプション情報を表示できる機能も重宝します。
総保有コスト
当然ですが、CRMなどの業務用ツールの導入を検討する際は、会社の予算を考慮しなければなりません。 しかし、CRMの総保有コストを考慮すると、営業活動を後押しする質の高いCRMシステムなら、投資から十分な利益を得られることに気づくはずです。
CRMを選択する際は、まずは価格を比較したくなるかもしれません。 ただし、値札だけではなく、後々発生する可能性があるコストにも注意する必要があります。 たとえば、以下のような費用が生じることもあります。
- 導入コスト
- メンテナンス費用
- コンサルタント
- アドオン
CRM(顧客管理)システムのなかには無料版も用意している一方で、必要な機能に追加料金を設定しているものもあります。 結局は、支払った金額に見合うものしか手に入れることはできません。 そのため、CRMを購入する際は、長期的な視点で検討することをお勧めします。
既存技術スタックと統合
既存のツールと相性が良く、連係して使用できるオープンで柔軟なCRMシステムが理想です。 既存のシステムと顧客のデータを統合することで、詳細な情報を確認し、顧客のことをより深く理解できるようになります。
Zendesk Sellのように柔軟性に優れたCRMでは、円滑に業務を遂行するために必要なツールを1か所にまとめられます。 また、Zendesk SellではCRMアプリのカスタマイズや統合を容易に、速やかに実行できます。
モバイルでの売上管理
あらゆるツールやシステムのアプリが開発されています。CRMも例外ではありません。 複数のCRMシステムでは、スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末からのアクセスが可能であり、営業チームや営業部長はアクティビティや目標、タスクの進捗状況を出先でも確認できます。 この機能はフィールドセールスの担当者に特に便利であり、外出中でも仕事を進められます。
無料トライアル
自動車の販売店が試乗を認めるように、多くのCRMのベンダーも無料トライアルを用意しています。 比較的低価格のクラウド型CRMシステムであっても、導入には時間と労力が必要になるため、導入前にある程度の使用感や利便性を把握しておきたいところです。
そのため、CRMを購入する際は、無料トライアルの有無を確認しましょう。 現在使用しているアプリとの相性を確認できるだけではなく、コストを気にせずに導入できる点も魅力です。
Zendesk Sellを推奨する理由
Zendesk Sellは万能タイプのCRMシステムであり、負担を軽減してスマートな働き方が可能になります。 複雑なシステムでは、システムのメリットを享受するまえにユーザーが使用を諦めてしまう恐れがあります。 Zendeskはこの点を踏まえて、スタートアップから大手企業に至るまで、規模にかかわらず誰でも簡単に使えることを念頭に置いてSellを設計しました。
使いやすくてスタイリッシュ
Zendesk Sellは導入の早さと使いやすさが特徴のスタイリッシュなシステムです。 日常的な営業活動を考慮し、会話を中心に据えたインターフェイスを持ち、生産性とプロセスの強化、パイプラインの可視化を通じて収益の増加に貢献します。
一元化されたプラットフォーム
Zendesk Sellはプロスペクティング、エンゲージメント、リード獲得、コミュニケーションなど、必要な機能を全て一元化しています。 そのため、営業活動の生産性と効率を高められ、カスタマーエクスペリエンスの向上とコストの削減を導きます。
モバイルアプリ
Zendesk Sellは高品質のモバイルアプリを備えており、フィールドおよびリモートの営業担当者は常に情報を共有し、出先でも営業活動を進められます。 以下に、Sellのモバイルアプリを使うメリットを挙げていきます。
- iOSとAndroidで使用が可能。
- Sellのデスクトップツールと同期が可能。
- リードや取引、連絡先を位置情報付きのマップ上で可視化。
- ショートカットと音声起動スピーカーを統合。
- モバイルCRMアプリ使用時に顧客訪問の位置情報を確認できる。
Zendeskのその他の製品
Zendesk Suiteプランで既存のシステムを統合することで、データの一元管理やコラボレーションの促進、円滑なカスタマーエクスペリエンスの提供が可能になります。 Zendeskでは、以下のツールをはじめとするさまざまな製品を用意しています。
- Chat
- Explore
- Messaging(近日リリース予定)
総保有コストの低さ
Zendesk Sellなら、導入・設定から定期メンテナンスまでのトータルな保有コストを低く抑えられます。
- 追加料金なし: 登録可能な連絡先の件数やストレージの量に応じて追加料金が請求されることはありません。
- 導入が簡単: 簡単に導入できるため、営業チーム全体で円滑に使用を開始できます。
- 管理コストが低い: Sellでは、基本的に管理コストや継続的なメンテナンスコストはかかりません。
ZendeskのCRMシステムを実際にお試しください
Zendesk Sellは良好な顧客関係の構築を念頭に置いて設計された営業支援CRMです。Sellはさまざまな機能を備え、使いやすさを重視しています。 また、クラウドをベースとしており、いつでもどこでも顧客に関する情報にアクセスできます。
使いやすい: 円滑なコミュニケーションは、顧客を満足させます。 あらゆるカスタマーエクスペリエンスの段階において、顧客とのやり取りをアレンジでき、部門間で協力して作業を進められるツールを選びましょう。