「どう働くか」は世界的な関心事です。 私たちは良い仕事をしているでしょうか。 私たちは成果を上げているでしょうか。 私たちの仕事は有意義でしょうか。
経済が厳しい状況でも、より良い体験を従業員に提供することを企業は怠ってはいけません。 十分な給与やワークライフバランス、福利厚生は、職場のピザパーティーやカジュアルフライデーよりも従業員にとって喜ばしい体験をもたらします。
しかし、良い従業員体験はより良いビジネス上の成果をもたらします。 従業員の満足度が高まれば、収益も上がります。 従業員体験(EX)への投資は、企業にとって賢明な選択です。 Zendeskの最新のレポートによると、ITリーダーはこのようなニーズを理解していますが、その解決方法については異なる考えを持っているようです。
Zendeskが全世界で1,200人のITリーダーを対象に実施したアンケート調査によると、従業員体験は業務遂行に不可欠で、調査対象のリーダーの86%は従業員体験がROIに「かなりの好影響」を与えると回答しています。
ハイブリットワークという新しい働き方への移行から私たちが学んだことが1つあるとすれば、それは私たちの働き方が常に進化しているということです。 企業に期待されることは大きく変わりました。 古いシステムはもはや現代の働き方には合っていません。 チーム間でのサイロ化やコミュニケーション不足に対処するために、多くの企業がツールやソフトウェアに再投資しており、従業員体験の向上につながっています。
レポートの内容
調査から得られた5つの要点は以下の通りです。レポートの全文もぜひお読みください。
1. EXに関しては誰が主導するのかという問題がある
調査対象のITリーダーのほぼ半数は、従業員体験を「主導する人がいない」ことを認めています。これは、この領域における明確な責任や戦略的焦点が欠けていることを示しています。 業務の可視化が不十分なままでは、いくつもの異なるシステムが本来ならば統合できるはずの似たような機能を別々に実行しているなどの問題が生じる可能性があります。
2. サイロ化は放置しても解決しないが、適切なツールは役に立つ
チーム間の競争やコミュニケーション不足など、職場のサイロ化の根本原因を突き止めることが、ハードルを取り除く第一歩になります。 必要な答えを得るために難解な社内ポータルサイトや一連のやりとりのメールを探し回る時の面倒な気分はほとんどの人が理解できるでしょう。 より良いコミュニケーションを促進するためには、従業員が人事部門やIT部門のサービスに簡単にアクセスできるツールをすぐ利用できるようにする必要があります。
3. ITリーダーはEXに関する賛同を得るために大きな役割を果たす
ITリーダーは、従業員体験を向上させる上で果たすべき役割を理解しています。 実際、調査対象のITリーダーは改善すべき点をいくつも挙げました。 ITリーダーの86%は、組織全体でEXを構築するためにはチームが不可欠であることに同意しており、85%は、複数の部門のニーズを満たす単一のソリューションを導入することは有意義であると考えています。 ITリーダーは、ビジネスシステムとインテグレーションの複雑なエコシステムについて、また新しいツールやプロセスを導入した場合の影響について、専門的な知見を持っています。
4. どのような妨げがあってもEXの向上は可能
2024年には従業員満足度が低下する可能性が高いという調査結果もありますが、今すぐに行動を起こす企業は、優れた体験を実現して、より良い結果をもたらすことができます。 これらの行動には、従業員のニーズを深く理解すること、日常業務を自動化する最新のツールに投資すること、特定の基準にもとづいて適切な機能を備えた適切なツールを選択することなどが含まれます。
5. AIはEXを飛躍的に向上させる可能性を秘めている
ITリーダーは、AIにはEXを強化する優れた潜在能力があると見なしており、そのうちの85%は、AIの導入または進化が今後1年間の最優先事項であると考えています。 例えば、AIを従業員体験を向上させるツールに活用すれば、特にIT関連や人事関連の問い合わせについて学習させることで、人員を増やすことなく、大量の問い合わせに対応できるようになります。 AIは、従業員が自分で問題を解決するのをサポートし、従業員と解決策との間にあるイントラネットやポータルサイトの複雑な網の目をなくすことができます。
ITリーダーがサイロ化を解消して従業員体験を向上させる方法の詳細については、レポートをダウンロードしてご覧ください。 Zendesk AI for EXの詳細はこちらからご覧ください。