Zendeskの最新調査によると、AIを活用したアプローチに注目が集まっています。 Zendeskは、今回で2年目となる「EXトレンドレポート」の中で、職場環境に見られる重大な変化を明らかにしました。 83%のリーダーがEX(従業員体験)の重要性を認識していることが示された本調査結果は、従業員向けのサービスとサポートを強化する上で、AIの活用がきわめて重要であることを裏付けています。また、80%の企業が、さらなる成果の実現に向けて人事部門/IT部門向けのソフトウェアに投資していることもわかりました。 ますます多くの組織が従業員体験を重視していることを背景に、IT/人事のリーダーは、従業員体験を改善するAIソリューションを導入して変革を主導しています。
「EXトレンドレポート2024」で明らかとなったトレンド
IT/人事チームで広がるAIの活用
いま企業が問うべきなのは「いつAIを導入するか」ではありません。AIを今すぐ導入すべきであることはもはや明白で、問題は「どのように導入するか」です。 CX(カスタマーエクスペリエンス、顧客体験)においては、AIを利用したソリューションの導入により最適化とパーソナライゼーション、効率化が実現されました。そして今、従業員体験、つまりEXにおいても同様のトレンドが生じています。 76%のリーダーが、AIの導入による最も大きな成果として、業務における裁量の拡大と、よりクリエイティブなアイディアが得られるようになったことを挙げています。今回のレポートでは、IT/人事部門において、AIツールがいかに新たな可能性を切り拓いているかを解説します。
フレキシブルな順応力が優先事項に
IT/人事のリーダーは、ワークライフバランスの重要性を強く唱えており、今回の回答者の84%が、従業員がそれぞれの都合に合わせて勤務スケジュールと勤務場所を決められる柔軟性が、その実現のカギとなると答えています。 しかし、チームメンバーからの期待が高まり続ける今、リーダーたちはある課題に直面しています。それは、従業員満足度を満たすだけでなく、チームの生産性を測定し、その団結力を維持しなければならないということです。 従業員が分散した現在の職場環境にうまく適応する上で、AIを活用したEXがいかに重要になっているのかについて、レポートでご確認ください。
データにもとづく優れたEXの形成
ビジネスを成功に導く上でのEXの重要性を認識する企業が増える中、データ主導のEXソリューションを全面的に導入する動きが生まれています。 こうしたソリューションは、リモート従業員のパフォーマンス評価から、健全な企業文化の推進にまで及んでいます。データを活用することで、業務の非効率性を特定するだけではなく、 従業員体験、ひいてはビジネスに改善をもたらす戦略的な意思決定を導くことができます。 84%のリーダーが、EXをビジネスにおける重要な優先事項と捉えている理由をご覧ください。