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混沌とした世界に必要なのは共感 新しい方法で感謝を伝えよう
「今何をすればいちばん人の役に立てるだろう?」何度も自問するうちに、その答えはZendeskが大切にしている「感謝の気持ち」にあると考えるようになりました。
更新日: 2023年1月5日
Zendeskの事業目的は、企業の抱える問題を解決し、複雑さの軽減と顧客との関係構築を図ることで、それらの企業が多くの顧客に支援を提供する時の力添えをすることです。現在、企業は困窮しているか急成長を遂げているかのどちらかです。顧客からの問い合わせが急増するなか、サポー担当者とそのマネージャーは必死になって対応しています。
「感謝」は、Zendeskが大事にしている信条です。この感謝の気持ちを持って、「今何をすればいちばん人の役に立てるだろう?」と何度も自問してきました。 Thank You Machineは、共感を通じて社会を支援する取り組みのひとつです。小さな「ありがとう」が世界中に広がることを願いながら、身近なところから、取り組んでいきたいと思っています。
Thank You Machineは世界で起こった特定の出来事や風潮に答えるためにのものではありません。今という時代、誰もが小さな親切を必要としているという思いから生まれたものです。明るい気持ちで、誰もが同じ人間であることを実感できるコミュニティを築いていきたい。そのために、ささやかな思いやりを贈り合えるようにしたい。そんな願いを込めて作りました。
あたたかいビデオを送ってくれた同僚や、Tik Tokの使い方を教えてくれた6歳の小さな友達に、カードを作って感謝を伝えましょう。
感謝の理由
Zendeskには、共感と感謝の気持ちを考えた時にすぐに思い浮かぶ大切な団体があります。これらの団体への弊社の寄付総額は100万USドルを上回ります。この場をお借りして、これらの団体を簡単にご紹介させてください。皆さんからも、できる範囲で結構ですので、継続的にご支援いただけることを願っています。
目標にしているのは、皆さんのご協力を得ながら100万回の「ありがとう」を達成することです。この活動を通じて、弊社の寄付に込められた想いが伝わり、これらの団体が成し遂げてきたことにさらに多くの人の注目が集まればと考えています。
- Color of Change – ブラック・パワーのオンライン版のようなものです。この団体は人種問題や経済的な正義のためのデジタルキャンペーンを実施し、#TellBlackStoriesで黒人のストーリーを広めているほか、一般の人が簡単にキャンペーンを始められるように、効果的なデジタルキャンペーンの実施方法のページを作ってビデオやツールを紹介しています。2019年のColor of Changeの活動を効果的に伝える総集編をご覧ください。ENAR Foundation – ヨーロッパにはロマと呼ばれる人々が1000万~1200万人おり、スロバキアだけでも、ロマの78%の人々は就職差別を受けています。The European Network Against Racism(ENAR)はジプシー差別、アフロフォビアだけでなく、欧州諸国に特有のあらゆる悪意ある人種差別と戦っています。活動家とのQ&Aをまとめたこのブログ記事では、人権の概念、活動におけるメンタルヘルス、非常に危険な仕事をする際にボランティアが安全を確保する方法などが紹介されています。
- Black Girls Code – 2040年までに100万人の少女の教育を目指す!これはこの団体が掲げる目標のほんのひとつに過ぎません。2011年に設立されたこの団体では、ワークショップ、12歳から17歳の少女を対象にしたハッカソン、そして魅力的な放課後プログラムの実施を通じて情報格差の解消に取り組んでいます。
- Southern Poverty Law Center – この団体は米国における白人ナショナリズム台頭を記録・立証する活動の最前線に立っています。2月には、軍に潜む白人至上主義について米国議会で証言しました。この団体では、1990年以降は毎年、米国の人種差別扇動グループの調査を実施しています。ヘイトマップを一瞥するだけで、こうしたグループがいかに広がっているか、戦慄の事実を知ることができます。
- The Codette Project – この団体は、テクノロジー分野でイスラム教徒や少数民族の女性のチャンスを促進することを目指し、ワークショップや女性だけのハッカソンなどを実施しています。
- NAACP – 公民権運動のきっかけを作ったRosa Parksも全米有色人種地位向上協会(NAACP)に所属していたことをご存知でしょうか?ジョン・F・ケネディ大統領が公民権について演説した数時間後に暗殺された事件の現場責任者のMedgar Eversもこの協会に所属していました。この団体は何十年にもわたって休みなく、選挙改革、居住権、人種差別撲滅を求めて活動しています。
- International Rescue Committee – パンデミックは、世界中の難民危機に新たな脅威をもたらしています。この団体は世界で7,000万人を超える難民のために、差し迫って必要な物資を届け、生活の建て直しを助けることに加え、強制退去が長期にわたる場合の新たな解決策を各国の政府と構想しています。
- The Asia Foundation – アジア18カ国における生活改善に取り組むこの団体にとって、絶えず変化し続ける地域の地政学・環境・規制の動きを常に把握しておくことは重要です。これを助けるためのEmerging Issues Labには弊社も感服するばかりです。この団体では、デジタルリテラシーと、変化する労働市場への労働者の適応支援の2つの領域に重点的に取り組んでいます。
- National Urban League – 1910年から米国で公民権全般に重点的に取り組んできたこの団体は、37州に300か所あるコミュニティーを支援しています。ハーレムに所在する新本部には公民権博物館が設立される予定で、Zendeskにとって、いつか訪れたい場所のひとつです。
- Hack Your Future – この学校は難民や恵まれない立場の人たちに7か月にわたるウェブ開発プログラムを無料で提供しています。ワクワクさせられる活動です。コーディングを教えるこの学校はテクノロジーの大手企業数社と提携しており、これまでの卒業生150人の85%以上が就職を果たしています。