4月6日にブラステル株式会社は、同社が提供するクラウド電話サービスBasixと、Zendeskのサービス連携を発表しました。このサービス連携により、Zendeskを用いた電話サポートはより便利で、効率的なものになります。このブログではBasixとの連携で具体的に何ができるようになるのかを紹介していきます。
Basixとは
Basixは通信事業者ブラステル社が提供するクラウド型ビジネスフォンサービスです。専用のIP固定電話をLANに繋げ、Web上で設定を行うことで、簡単に導入でき、050番号や固定電話番号(東名阪及び幾つかの関東地域)での発番が可能です。また、外出先から携帯電話やスマートフォンを利用し、会社の電話システムを利用することもできます。
自動音声応答、 キューイング、自動分配、通話録音、テキストからの音声読み上げ及び、0120番号といった多彩な機能も合わせて提供しており、小型のコールセンター構築も可能です。
こちらはBasixの概要をまとめた3分動画です。
BasixとZendeskの連携でできること
では、今回のBasixとZendeskの連動により何ができるようになるのでしょうか。
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チケット画面のポップアップ
入電時にZendesk上でチケット画面のポップアップが表示されます。
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通話録音の記録、再生
通話録音が有効の場合、通話内容をチケットの更新として記録しておくことができます。
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ボイスメール(留守番電話)にメッセージを残した場合にチケットを生成
担当者が応答できなかった電話がボイスメール(留守番電話)に転送された場合でもチケットが生成されます。
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チケット画面から発信者に折り返し電話(Click to call)
1クリックでチケット画面から発信者に折り返し発信をすることができます。
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通話とチケット画面の同時「転送」
別のサポート担当者へ通話を転送したら、チケット画面も「転送」されます。
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効率的に着信を分配
同じお客様から再入電があった際に、優先的に既存オープンチケットの担当者に電話を割当てます。
サポートグループ(問い合わせ対応窓口)以外の電話番号(代表電話など)に電話がかかって来た場合に、サポートグループに電話を分配します。
BasixとZendesk連携までの流れ
以下は既にZendeskをお使いである場合の導入までの流れです。
連携のためには、Zendeskをご利用いただいていることに加えて、以下が必要になります。
- Basixを利用していて、各サポート担当がBasixユーザーアカウントとZendeskエージェントアカウントを両方持っている必要があります。(ユーザーの紐付けはEメールアドレスで行うため、BasixとZendeskの各ユーザーアカウントのEメールアドレスが同じでなければなりません)
- 管理者権限のあるZendeskエージェントのメールアドレス、API token、連携したいZendeskグループ名と所属するエージェントのメールアドレスをブラステル社に提供する必要があります。(Basixのグループ名がZendeskのグループ名と同じでなくてはなりません)
- Zendesk で「トークンアクセス」を有効にしていただく必要があります。
Basixは1ヶ月無料でお試し可能ですので、ZendeskとBasixの連携を実際に体験していただき、導入をご検討いただければと思います。
お問い合わせはBasixカスタマーサービス050-6860-1000にお電話ください。Webサイトでもお問い合わせを受け付けています。
Zendeskでは今後もパートナーとの連携を通じて、よりよい電話サポートを支援してゆきます。